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【衝撃事件の核心】校内でも“関係” 「自立させるため」教え子脅した校長「法廷での主張」 (1/5ページ)

2008.5.31 10:53
このニュースのトピックス衝撃事件の核心
市川和夫被告市川和夫被告

 「(学校内にある)畳の部屋です…」−。元教え子の20歳代の女性に復縁を迫るメールを送信するなどし、脅迫罪で起訴された埼玉県川口市立川口高校元校長、市川和夫被告(56)。初公判では、学校内で女性と“関係”を持ったことまで暴露された一方、交際はあくまで「女性を支えるため。自立を促すためだった」と繰り返した。殺人すらほのめかすメールまでも「(約束を守る大切さを)教え込むため」と言い切る“元聖職者”の言い分とは…。

 

「殺すことだって」「因果応報」「男性遍歴」…脅迫メールの文言次々

 29日午後1時半、さいたま地裁熊谷支部(永田誠一裁判官)。緑色の上着にジーンズというラフな姿で法廷に現れた市川被告は、検察官が朗読する起訴状を背筋をまっすぐに伸ばして聞いていた。

 その起訴状で次々と明らかにされたのは、事件の鍵を握る市川被告が女性に送ったメールなどの内容だ。あまりに常軌を逸したその文面に、事件の概要を把握しているはずの傍聴人らも思わず顔をしかめた。

 《…女性の携帯電話に電話をかけ、「僕はA(女性の名前)のためだったら、人を殺すことだって平気だ。約束の日に会わないというのであれば、何をするか分からない。場合によっては、Aの交際相手に、Aの過去の性体験などを暴露したり、その裸体などを撮影した写真を送りつけるかもしれない」…》

 《「あなたに最後のチャンスをあげます。着信拒否や相変わらず無視の状態を続けるなら、僕は、あなたの交際相手に会いに行くか、手紙を書きます。僕の知っている全てを話します」などと、Aが(市川被告と会わないことについて)謝罪をしない場合には、Aの交際相手に対してAの過去の性体験などを暴露する旨のメールを送信し…》

 《「最後のチャンスを活かしてくれませんでしたね。因果応報となるでしょう。(Aの交際相手に)手紙を送ります」…「あなたの知らないAの男性遍歴について、お知らせしようと思い筆をとりました」などと記載した書面在中の封書をA居宅に郵送し…》

 これらはすべて、市川被告が勤務していた高校の校長室から送信されていた。

これまでの【衝撃事件の核心】はこちら

このニュースの写真

市川和夫被告
被告が校長を務めていた川口高校の家宅捜索に入る埼玉県警の捜査員=3月9日、埼玉県川口市
校長逮捕で学校は激震。生徒らは当時、教員が見守る中、登校した=3月10日、埼玉県川口市
衝撃の校長逮捕を受け、会見を行う神山則幸教育長(左)ら=3月9日、川口市役所
 校長逮捕を受け、記者会見で謝罪する川口高校の秋葉亘教頭(左)と川口市教委の神山則幸教育長(手前右)=3月9日、埼玉県川口市役所
 市立川口高校の校長が逮捕された事件を受け、開催された臨時校長会=3月10日、埼玉県川口市
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