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島根や京都でも採血器具使い回し
このニュースのトピックス:薬害肝炎問題
奈良、島根両県の医療機関で採血器具の使い回しが行われていた問題で、島根県内では53医療機関が使い回しをしていたことが、28日、県の調べで分かった。県はこれらの全医療機関名を公表する方針。一方、新たに京都府の保健所と福井県勝山市でも採血用器具の使い回しがあったことが同日、判明した。
島根県によると、使い回しされていたのは、いずれも個人用の針だけを交換するタイプの採血器具。53医療機関のうち、公立の雲南総合病院(雲南市)では、平成18年4月から今年5月までの間、患者15人に使用。うち1人はC型肝炎ウイルスの保有者で、患者のなかには低血糖症状の3歳の男児もいたという。
一方、京都府では、山城北保健所(宇治市)が18年9月と昨年2月に京田辺市内で行った糖尿病予防講習会で、使い回しが行われていた。血糖値を測定する際、針は交換していたが、採血器具のキャップ部分を使い回していたという。
この器具は本体そのものの使い回しが禁じられたタイプで、国が18年3月に注意を促す通知を出している。府は参加した22人について、2次感染の有無を確認するため、全員の血液検査を行う。
また福井県勝山市は、18、19年度の糖尿病予防事業などで採血用器具を使い回していたと発表。こちらも同様に、キャップ部分は消毒するだけで再使用していた。41人から採血していたが、感染症の報告はないとしている。