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捕鯨調査船が鯨肉持ち帰り? グリーンピースが告発状

2008.5.15 14:41
このニュースのトピックス捕鯨
 調査船乗組員の鯨肉問題で、“証拠”の鯨肉を手に説明するグリーンピース・ジャパンの男性=15日、千代田区 調査船乗組員の鯨肉問題で、“証拠”の鯨肉を手に説明するグリーンピース・ジャパンの男性=15日、千代田区

 環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」は15日、日本の調査捕鯨船「日新丸」が調査捕鯨で捕獲した鯨肉を個人的に持ち帰った疑いがあるとして、同船の乗組員12人に対する業務上横領罪での告発状を東京地検に提出した。これを受け、水産庁も不正な持ち出しがなかったか、実態調査に乗り出す方針を固めた。

 12人は、日本鯨類研究所から調査捕鯨の委託を受けた船舶貸船会社「共同船舶」(東京都中央区)の乗組員。

 グリーンピース・ジャパンによると、4月15日に東京港に帰港した同船から発送された荷物を追跡したところ、乗組員1人が青森市内の自宅あてに送った段ボールから、鯨ベーコンに使われる「畝須(うねす)」と呼ばれる部位23・5キロが塩漬けの状態で見つかった。市場価格は11−35万円相当の高級品という。さらに、最低47箱の荷物に鯨肉が入れられ、12人の乗組員の自宅に送られた疑いがあるとしている。

 同団体は配送所から、乗組員の了解を得ずに荷物をを持ち出し開封していたが、「横領行為の証拠を入手するためで違法性はない」などと主張している。

 一方、日本鯨類研究所によると、調査捕鯨船の乗組員は「土産」として1人最大で約7−8キロの鯨肉を、無償で持ち帰ることができる。石川創・調査部次長は「鯨肉は船内の施錠された冷凍庫で厳重に保管されており、勝手な持ち出しは不可能だ。船内は狭く隠すスペースもない」とする。

 共同船舶では「勝手に段ボールを開けたことは盗みであり、許されない」と、グリーンピース・ジャパンの行為を強く非難している。

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 調査船乗組員の鯨肉問題で、“証拠”の鯨肉を手に説明するグリーンピース・ジャパンの男性=15日、千代田区
 調査船乗組員の鯨肉問題で、グリーンピース・ジャパンが告発した“証拠”の鯨肉=15日、千代田区

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