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【総連事件初公判(5)】「犯行背景に六本木の幽霊ビル」…満井被告はなぜか不敵な笑み(15:00〜15:15) (1/2ページ)
《検察側は、両被告が東京・六本木で「幽霊ビル」と呼ばれていた「TSKビル」の地上げに苦労していたことをさらに強調する。緒方被告は目を閉じて耳を傾ける》
検察官「平成16年2月ころ、空手団体総裁は配下を使ってTSKビルの一部を不法占拠して管理組合を結成し、TSKビルのテナントの管理を事実上始めました。平成17年10月下旬ごろ、緒方被告は満井被告とともに、TSKビルの一部を所有する会社社長に会った。緒方被告は経歴を利用して会社社長の信用を得て、売却に関する代理人になりました。しかし、満井被告が売却代金の引き下げ交渉をしたことから、被告2人は会社社長に不信感を持たれ、代理人契約も終了しました」
★★★「犯行動機」とされた「六本木TSKビル地上げ」に関する説明はこちらへ
《検察官は時折、「ですます調」の読み上げにもなった》
検察官「その後、会社社長が所有するTSKビルの一部を都内の商社社長が経営する会社に転売する話がまとまり、その中で2人は2億5000万円の利益を得ました。しかし、空手団体総裁が不法占拠を続けていたため、地上げ事業はそれ以上進まないままでした」
《検察側は、地上げ事業の中で両被告がどうしても資金を必要としていたことを指摘する》
検察官「19年に入り、両被告は空手団体総裁に金を支払って立ち退かせることにし、明け渡しの交渉を始めました。空手団体総裁とは5億4000万円を支払うことで合意しましたが、そのうち2億9000万円の調達のメドが立たないまま交渉を続けました」
「空手団体総裁は2億9000万円について契約書を作成・締結するよう求めました。緒方被告は『私が満井に約束を守らせますから。私が保証します』などと言いましたが、資金調達のメドが立たない状況では署名できないと考え、契約書への署名を拒否しました。しかし、署名を拒否し続ければ、せっかく合意したのに、明け渡しに応じなくなる恐れがあったため、両被告は資金調達に迫られていました」
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