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捜査員が嘆く「分からぬことだらけ」 舞鶴・高1殺害 謎深く (1/2ページ)
京都府舞鶴市の府立東舞鶴高校浮島分校1年、小杉美穂さん(15)が殺害された事件は、14日で発生から1週間を迎える。小杉さんの足取りは防犯カメラの映像などから明らかになってきたが、なぜ深夜に自宅を出て現場の方へ向かったのか分かっていない。舞鶴署捜査本部は顔見知りの犯行との見方を強めているが、犯行状況にも謎は多く、交友関係を中心に慎重な捜査が続いている。
足取り
小杉さんは6日夜の夕食後にパジャマに着替えたのを母親の春美さん(37)が確認しているが、春美さんが就寝した午後10時以降に着替え直し自宅を出た。予定外の外出だったとみられるが、だれかに呼び出されたような形跡はなかった。
その後、自宅から約500メートル西のガソリンスタンド近くで工事現場の赤色灯を携帯カメラで撮影し、ホームページに掲載。更新時間は6日午後11時57分だった。また7日午前0時50分ごろには、自宅から約2キロ離れた薬局付近で「1人で散歩している」と友人に伝えたが、変わった様子はなかった。
一方、小杉さんとみられる女性の姿は6日深夜から7日未明にかけ、スタンドの防犯カメラのほか、発見現場に向かう府道付近や自衛隊施設など少なくとも4カ所で撮影されていたことが判明。女性の横で自転車を押して歩く男の姿も写っており、捜査本部は関連があるとみている。
怨恨の見方も
小杉さんの遺体は8日朝、自宅から約7キロ離れた雑木林で見つかった。遺体に着衣はなかったが、周辺の土や枯れ葉がかけられ、首には木の枝や細いつるのようなものが何重にも巻かれていた。
「布団を掛けるような感覚で、土をかぶせたのではないか。遺体を見たくないという気持ちもうがかえる」と捜査幹部。小杉さんの携帯電話やバッグなどは遺体発見現場近くに散乱しており、遺体を隠蔽(いんぺい)する意図があったのかどうか疑問も残る。
死因は頭や顔を工具のようなもので殴られたことによる失血死。背中には上から下方向へ硬い所でこすってできたとみられる擦過傷があり、あおむけに引きずられたか、護岸などで逆さに突き落とされた可能性が高い。
また小杉さんの財布の中にあった現金などは手つかずで、性的暴行の形跡などもなく、怨恨による犯行との見方も浮上。現場の状況からは場当たり的な犯行とみられるが、犯人が事前に凶器を準備していた可能性もあり、捜査本部は計画的犯行との見方も捨てていない。



