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【衝撃事件の核心】船場吉兆、「お家芸」の隠蔽体質 取材当初は使い回し否定 (3/3ページ)

2008.5.11 09:53
このニュースのトピックス衝撃事件の核心
問題の発覚から初めて報道陣の前に姿を現し、会見し頭を下げる湯木佐知子・船場吉兆社長=7日午前11時15分、大阪市中央区の船場吉兆本店(撮影・頼光和弘)問題の発覚から初めて報道陣の前に姿を現し、会見し頭を下げる湯木佐知子・船場吉兆社長=7日午前11時15分、大阪市中央区の船場吉兆本店(撮影・頼光和弘)

 今年1月の新体制発足まで、同社は全役員を創業者一族が占める典型的な「同族経営」だった。ヒソヒソ会見で女将のキャラクターが話題になったこともあり、船場吉兆の一族全体に不審の目が向けられたが、実質は前社長のワンマン。女将や長男に怒鳴り声を上げる前社長の姿を、複数の従業員が目撃している。

 家父長的な体質が残る料亭業界で、主人の命令は絶対。これまで使い回しを公表してこなかったことについて、のれん再生のために同社にとどまった従業員を責めるのは酷だ。

 予約のキャンセルが相次ぎ、経営には再び暗雲が立ち込め始めた。旧経営陣から社長に昇格した女将は「知らなかった」とはいえ、公表を遅らせて影響を拡大させたのは間違いない。地元の商店主は「落ちるところまで落ちてしまった」とさびしげにつぶやいた。もう言い逃れはできない。

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問題の発覚から初めて報道陣の前に姿を現し、会見し頭を下げる湯木佐知子・船場吉兆社長=7日午前11時15分、大阪市中央区の船場吉兆本店(撮影・頼光和弘)
近畿農政局に改善報告書を提出 会見冒頭頭を下げる船場吉兆の湯木佐知子取締役(左)と湯木喜久郎取締役 =12月10日午前、京都市上京区(撮影・柿平博文)
船場吉兆で残り物を使い回しにした問題で湯木佐知子社長が謝罪会見を行う。福岡の吉兆でも同様の使い回していたことがわかり、再度謝罪会見を行う湯木社長=7日午後7時15分、大阪市中央区(撮影・前川純一郎)
会見で苦渋の表情で頭を下げる船場吉兆の山中啓司料理長=2日午後7時36分、大阪市中央区の船場吉兆(頼光和弘撮影)
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