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【衝撃事件の核心】船場吉兆、「お家芸」の隠蔽体質 取材当初は使い回し否定 (2/3ページ)

2008.5.11 09:53
このニュースのトピックス衝撃事件の核心
問題の発覚から初めて報道陣の前に姿を現し、会見し頭を下げる湯木佐知子・船場吉兆社長=7日午前11時15分、大阪市中央区の船場吉兆本店(撮影・頼光和弘)問題の発覚から初めて報道陣の前に姿を現し、会見し頭を下げる湯木佐知子・船場吉兆社長=7日午前11時15分、大阪市中央区の船場吉兆本店(撮影・頼光和弘)

 今月7日の昼夜の謝罪会見で、公表しなかったことを追及された女将はこう強弁した。「『食べ残し』といわれるのは不本意。手付かずの残された料理だった」

 これまでに判明している使い回し料理は、刺し身の盛り合わせ▽アユの塩焼き▽サーモンの焼き物▽わさび−など少なくとも8品目。1人数万円の値段を取る老舗の高級料亭だけに消費者の怒りはすさまじく、インターネット上でも書き込みが殺到、「場末の飲食店でもやっていない」「最悪」「究極のリサイクル」と厳しい意見が相次いだ。

 使い回しは調理場全員の共通認識だったという。本店の山中啓司料理長は「料理が足りなくなったときにやっていた。2週間に1回程度の頻度」と説明したが、元従業員は「本店の場合は予約客がほとんどで、飛び込みの客は少ない。料理が足りなくなることはあまりない」と指摘する。

 「使えるものはすべて使う」

 関係者の証言によると、食べ残しの使い回しはすべて、正徳前社長の指示だった。博多店の料理長も「(前社長は)雲の上の存在だった」と話し、意見ができなかった当時の社内風土を訴えている。

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問題の発覚から初めて報道陣の前に姿を現し、会見し頭を下げる湯木佐知子・船場吉兆社長=7日午前11時15分、大阪市中央区の船場吉兆本店(撮影・頼光和弘)
近畿農政局に改善報告書を提出 会見冒頭頭を下げる船場吉兆の湯木佐知子取締役(左)と湯木喜久郎取締役 =12月10日午前、京都市上京区(撮影・柿平博文)
船場吉兆で残り物を使い回しにした問題で湯木佐知子社長が謝罪会見を行う。福岡の吉兆でも同様の使い回していたことがわかり、再度謝罪会見を行う湯木社長=7日午後7時15分、大阪市中央区(撮影・前川純一郎)
会見で苦渋の表情で頭を下げる船場吉兆の山中啓司料理長=2日午後7時36分、大阪市中央区の船場吉兆(頼光和弘撮影)
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