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【竹内薫の科学・時事放談】携帯、子供を守る方法 親が決めるしかない (1/2ページ)
このニュースのトピックス:強盗事件
子供に携帯やPHSを持たせている家庭は多いと思うが、このところ携帯・PHSからの出会い系サイト接続を規制する動きが加速している。
警察庁の調べによれば、昨年の出会い系サイト関連の犯罪被害者は1297人で、うち未成年者は1100人に上る。この内訳は、児童買春と児童ポルノが760件、強姦43件、強制わいせつ15件、強盗21件などとなっている。このような状況は、ここ5年ほど変わらず、毎年、数件の殺人まで起きている。
統計を見ると、きわだつ特徴が2つある。まず、出会い系サイトの未成年の犯罪被害者のほぼ100%が女子であること。また、ほとんどの被害者が携帯・PHSを使って出会い系サイトに接続していること。
一向に減らない出会い系サイト犯罪に業を煮やした総務省は、携帯・PHSの4社に防止策を講ずるよう求め、各社は今年1月から2月にかけて一斉に、未成年の新規加入者にフィルタリング・サービスを始めた。
「フィルタリング」は文字どおり、携帯・PHSがインターネットに接続するときにフィルターをかけて、有害サイトにつながらないようにするものだ。もちろん、出会い系サイトは有害サイトの筆頭である。
既加入の未成年者にも今夏までにフィルタリング・サービスを導入するはずだったが、ここに来て「待った」がかかった。いわゆるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)をはじめとする「健全」なサービスも、出会い系サイトと十把一からげにされ、フィルターで除外されてしまうことがわかり、コンテンツ産業からの猛反発をくらったのである。

