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原野商法被害者詐欺 従業員2人新たに逮捕
売却困難な山林を購入させられた「原野商法」の被害者から測量代をだまし取っていた詐欺事件で、埼玉県警生活安全特捜隊と久喜署は9日、詐欺の疑いで、不動産会社「ワールドリゾート」(東京都大田区)元従業員の菅原敬一(55)=同大田区、山本英俊(65)=同品川区=の両容疑者を新たに逮捕した。この事件では8日に同社社長、北村一富容疑者(57)が逮捕されており、いずれも容疑を認めている。
被害は平成12年10月から25都道府県の約450人、計約2億1400万円に上るという。また、北村容疑者が「以前、原野商法にかかわる会社で働いていた」と供述していることも判明、県警は関連を調べる。
調べでは、3人は17年10月〜19年5月、さいたま市と東京都江戸川区の70代の男性2人に「測量すれば土地が売れる」とうその説明をして、測量代計約80万円をだまし取った疑い。
北村容疑者らは、原野商法の被害者と測量契約を結ぶと、埼玉県などの測量士に測量を依頼。だが、測量代5万円を支払うだけで、北海道など測量地までの交通費などは支払わなかった。
測量士は「交通費はもらえず、その後測量代ももらえなくなった。現地に行かず、図面だけで測量した」と話しているという。