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JR京都駅の不審物、脱線事故被害者装い6000万円要求
このニュースのトピックス:凶悪事件
JR京都駅(京都市下京区)で3日夜に時限発火装置のような不審物が見つかった事件で、JR西日本に対し、福知山線脱線事故をめぐる同社の対応に不満を持つ被害者を装った男から、6000万円を要求する電話がかかっていたことが5日、分かった。京都府警は、JR西を狙った企業恐喝の疑いがあるとみて兵庫県警と連携し、威力業務妨害と恐喝未遂容疑で男の特定を急いでいる。
調べなどによると、電話は3日正午ごろから同社神戸支社のお客様センターに計3回あった。いずれも男の声で「脱線事故の被害者でJRの対応に不満を持った知人が今月1日に、京阪神の主要駅に複数の時限発火装置を仕掛けた」と話し、「知人は6000万円を4日までに用意するよう要求している」と告げたという。
この男は「自分も事故の被害者だ」と名乗り、現金授受の場所や方法については具体的に言及しなかったという。両府県警は、被害者を装った単独犯の疑いもあるとみている。
不審物は3日午後6時40分ごろ、JR西から兵庫県警を通じて連絡を受けた京都府警の捜査員が、同駅八条口西口バスターミナル前のコインロッカーで、ガソリン入りの2リットルのペットボトルとリード線、目覚まし時計を発見した。実際の発火能力はないとみられる。