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【衝撃事件の核心】「SM行為の延長」匂わす見方も 53歳彼氏刺し、瞬間接着剤で塞いだ31歳元女優 (2/3ページ)

2008.5.4 12:30
このニュースのトピックス衝撃事件の核心
逮捕された元女優、木村衣里容疑者と、殺害された藤家英樹さん。2人が住む地元ではひときわ目をひくカップルだったという逮捕された元女優、木村衣里容疑者と、殺害された藤家英樹さん。2人が住む地元ではひときわ目をひくカップルだったという

 刺し傷は肺にまで達していた。しかし、木村被告は藤家さんを何度も刺したのではなく、1度刺しただけだった。

 また119番通報するまでに約1時間を要しているが、木村被告はその間に藤家さんの服をまくり上げて、出血し続けている背中の刺し傷に瞬間接着剤を塗り、傷口を塞ごうとしたという。

 「錯乱したのかもしれないが、カッとなって1回刺した後、焦って瞬間接着剤を塗ったともとれる。こうした行動から、殺意があったとは認め難い」

 捜査幹部はそう漏らす。

 また、供述面も影響したようだ。

 木村被告は駆けつけた警察官に「夫がけがをして帰ってきた」と説明。だが追及が強まると、供述を二転三転させた。

 「夫が救急車を呼ぶなと言った」

 「記憶が飛んだ」…

 ただ、最後には一貫して「殺意などなかった」「記憶がない」と繰り返しており、東京地検では木村被告が藤家さんを刺した瞬間の記憶を完全に失っていた可能性が高いと判断した。

 さらに、東京地検では逮捕後、木村被告を鑑定留置して精神鑑定を行った。恒常的な暴力による心神耗弱や心神喪失の有無についても調べたが、刑事責任は問えるとの結論に達し、事件発生からおよそ3カ月後の4月23日、傷害致死の罪で起訴した。

 捜査幹部はこう語っている。

 「一般的に、本人の記憶や供述があいまいなケースでは、犯行後の状況や傷口をみて殺意の有無や度合いを判断する。今回は背中から1度だけしか刺していないことや、瞬間接着剤で傷口を塞ごうとしていたこと、刺した瞬間の記憶がないことから、殺意を認定するまでの立証には至らないと判断し、殺人罪でなく傷害致死での起訴に踏み切った」

 ■「週末婚」「暴力」…複雑な事情がぼやかす「真相」

 自動車メーカーのキャンペーンガールや雑誌グラビア、Vシネマ女優など華やかな経歴を持つ木村被告。

これまでの【衝撃事件の核心】はこちら

このニュースの写真

逮捕された元女優、木村衣里容疑者と、殺害された藤家英樹さん。2人が住む地元ではひときわ目をひくカップルだったという
逮捕された木村衣里容疑者。芸能界で活躍していたころのショット

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