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天下り3社 8割受注 公用車など管理費 国交省、道路財源から82億

2008.5.3 01:29
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 国土交通省が公用車と工事用車両の運転手代や維持管理費などの委託費として、平成18年度だけで道路特定財源から計81億円を支出し、同省OBが多数天下りする企業3社が支出額の8割を受注していることが同省の資料で分かった。公用車の購入費などを合わせると車両関連の支出は約100億円にのぼるが、公用車の利用実態のずさんさを指摘する声もある。道路特定財源が天下り企業に流れるという不透明な支出が、また明らかになった。

 国交省の資料によると、全国の8地方整備局などには公用車が1426台(18年末現在)あり、用地取得交渉や式典参加の移動、工事現場の視察などに使用されている。こうした公用車のほか、路面清掃車や除雪車といった工事用を含めた車両の運転や維持・管理は民間企業に委託されている。

 これら車両管理業務委託費は18年度だけで、81億9800万円。受注会社は多い順に、日本道路興運(東京都新宿区)40億8100万円▽北協連絡車管理(札幌市)15億9500万円▽日本総合サービス(東京都品川区)12億1600万円。3社の合計額は68億9200万円で、全体の84%を占める。特に日本道路興運は全予算のほぼ半分を受注している。

 同省の聞き取り調査によると、同省OBは日本道路興運に25人、北協連絡車管理に14人、日本総合サービスに16人いる。受注額が4位から10位までのうち4社にも計7人の同省OBがいるが、上位3社は突出。これら“天下り企業”7社で全体の93%を受注している。

 大半が指名競争入札だが、道路特定財源問題を追及している民主党の大久保勉参院議員は「過去の実績や特殊性が考慮されるため、事実上の随意契約となっているようだ」と指摘する。

 18年度に道路特定財源から支出された車両関連の費用としては、車両管理業務委託費のほかに、職員運転手の人件費11億5900万円や公用車の購入費2億7300万円もあり、合計額は96億3000万円に膨れあがる。

 また関係者によると、公用車をめぐっては、運転手付き高級車が使用規定もなく使われている例もあるという。

 大久保議員は「(同財源が)国交省OBの人件費として流れ込む仕組みになっている」と批判している。

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