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警告通報あったが、関係機関に連絡せず 京都の虐待事件
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京都府八幡市の女児(4)を衰弱死させたとして母親が逮捕された事件で、市保健福祉部に昨秋、「子供の泣き声がするのに母親がいない」と通報があったことが1日、分かった。市は相談員を派遣したが虐待とは認定せず、児童相談所などへの連絡は行っていなかったという。
市によると、逮捕された上岡真美容疑者(26)は死亡した次女、松下真菜ちゃん(4)ら1〜8歳の子供4人と同居。一家が同市男山泉に住んでいた昨年9月中旬、近所の民生委員から市児童福祉課に「子供の泣き声がするのに母親がいない。子供だけで過ごしているのではないか」と連絡があったという。
育児放棄の指摘を受けた市は家庭相談員らを計5回、上岡容疑者宅に派遣。真菜ちゃんら子供の全員と面会したが、いずれもけがやあざはなく、笑顔で受け答えをしたため、「虐待はない」と判断。児童相談所や保健所、警察といった関係機関には連絡をしなかったという。
府宇治児童相談所(宇治市)は、真菜ちゃんが死亡した翌日の今年2月13日になって初めて経緯を把握。ほかの子供3人を保護した。この3人に虐待の痕跡はないという。
市保健福祉部の堀口文昭部長は「結果的に調査が不十分だった。今後は見直していきたい」としている。
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京都府警は1日夜、上岡容疑者が妊娠中で拘置に耐えられないと診断されたため、釈放した。