ニュース: 事件 RSS feed
社長らきょうにも逮捕 比内地鶏の偽装表示
このニュースのトピックス:不祥事
秋田県大館市の食肉加工製造会社「比内鶏(ひないどり)」(破産手続き中)による地元特産「比内地鶏」の偽装表示事件で、秋田県警は、詐欺と不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで、藤原誠一社長(77)や幹部ら数人の逮捕状を取った。5月1日にも逮捕する方針。
これまでの調べでは、藤原社長らは卵を産みにくくなった、仕入れ価格が1羽数十円程度と安価な「廃鶏」と呼ばれる鶏の肉を薫製に加工。比内地鶏と偽って地元のスーパーなどに高値で販売、1000万円以上をだまし取った疑いが持たれている。
県警は昨年11月、不正競争防止法違反の疑いで同社や関係先を家宅捜索し、伝票や帳簿など数千点を押収。関係者を任意で事情聴取し、偽装の経緯や指示系統を詳しく調べていた。
偽装は昨年10月、県に「(比内鶏社は)比内地鶏と偽って別の肉を使っている」との匿名電話があり、発覚。藤原社長は記者会見で偽装を主導したことを認めた。
同社は昨年12月に破産を申し立て、秋田地裁大館支部は今年2月、破産手続きの開始を決定した。