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【妹バラバラ 再び被告人質問(6)完】検察の再鑑定請求を却下 「異議!」連発の法廷(15:17〜15:35) (2/2ページ)
裁判長「本日は(請求)できませんか?」
検察官「理由を説明する必要があり、本日はできません」
裁判長「公判前整理手続は行っており、すでに(請求の)時期が遅れているのでは? それに本日、説明ができないというのは…」
《次回に論告求刑を予定していた裁判長は、検察官の申し出に表情を曇らせた。検察官が一瞬言葉につまると、裁判長が続けた》
裁判長「裁判所としては、次回は論告弁論をします。期日は…」
検察官「それでは、ただいま鑑定の請求をします。(再鑑定の)必要性については、これまでの鑑定書の内容および、鑑定人の証人尋問から、鑑定結果は信用性が欠如していると言わざるを得ません。被告の責任能力を明らかにするためには、(再度)鑑定を行う必要があります」
《再び言葉をさえぎられた裁判長は、ため息まじりに弁護人に意見を求めた》
裁判長「弁護人は?」
弁護人「公判前整理手続はすでにしています。仮に百歩譲っても、鑑定人の証人申請からかなり時期が経っている。牛島(定信・東京女子大教授が行った)鑑定への批判は論告の段階ですればいいのであって、改めて鑑定をする必要はありません」
《両側の裁判官と小声で相談した後、裁判長は正面に向き直り検察官に告げた》
裁判長「えー。鑑定請求は速やかでないということで、却下します」
検察官「その点にも異議を申し立てます! 裁判所は判断を誤っており、違法です」
弁護人「論点は前から同じです。牛島鑑定人の証人尋問は3月に行われました。鑑定人の証人尋問で、いろいろ聞くことができたはずです。牛島鑑定のどこが間違っているのかは、きちんと論告で言うべきです。それ(再鑑定を今、請求すること)は迅速な裁判に反するし、刑事手続の上でも許されません」
裁判長「それでは、棄却します」
《裁判長は弁護人の主張に時折うなずきながら、請求の棄却を言い渡した。最後まで粘り続けた検察官は、不満の色を残しながらも次回期日設定のため、予定を尋ねる裁判長の声に答える。弁護人、検察官の予定が合わず、数度の日程調整を経た後、次回期日は5月12日午後1時半に決まった》
《裁判長が勇貴被告に、次回期日の最後に意見陳述の機会があることを告げると、勇貴被告は青白い表情のまま『よろしくお願いいたします』と一言答えて退廷。午後3時35分に閉廷した》
=(完)
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