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聖火リレー辞退の善光寺、国宝の本堂に落書き 悪質ないたずらか
このニュースのトピックス:五輪の中国
20日午前5時40分ごろ、長野市内の善光寺で、国宝に指定されている本堂の柱など計7カ所に、スプレー缶で書いたとみられる落書きが見つかった。同寺は18日、北京五輪聖火リレーの出発地を辞退したばかりだった。県警長野中央署では悪質ないたずらとみて、建造物損壊容疑で捜査を始めた。
善光寺や同署によると、落書きが見つかったのは、本堂回廊北側と西側の柱と板戸で、北側に5カ所、西側に2カ所あった。白色スプレーのようなものを使って、楕円(だえん)模様などが描かれていた。最も大きなもので縦80センチ、横60センチくらい、最も小さなもので縦15センチ、横15センチくらい。政治的なメッセージなどは読み取れないという。
本堂はいつでも自由に出入りが可能で、この日午前5時40分、同寺事務局職員が境内を見回った際に発見した。前日の19日午後11時ごろに職員が見回った際にはなかったという。前日は土曜日で、同寺境内には夜まで参拝客が多く訪れていたことから、同署では深夜から未明の犯行ではないかとみている。
善光寺本堂は創建以来11回の火災に遭っており、現在の本堂は宝永4(1707)年の再建。江戸時代中期を代表する仏教建築として国宝に指定されており、同署では文化財保護法違反も視野に入れ、調べを進めている。
善光寺の若麻績信昭・寺務総長は「昨日から警備は強化していたが、大変遺憾なこと」とコメント。善光寺が聖火リレーの出発会場を辞退したこととの関連については「まだ、人物も特定されていないので、わからない」と述べるにとどめた。








