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【法廷から】不倫の末に脅迫…悪いのは男か女か (2/2ページ)
このニュースのトピックス:法廷から
弁護人「何と言って説得された?」
被告「東京だったらこんな犯罪いつもある」
「共犯者のせいで犯行に及んだ」と言いたげな被告を検察官が一喝した。
検察官「○○を巻き込んだのはあなたと自覚してる?」
被告「はい」
検察官「(犯行は)あなたの選択の結果。どこか人のせいにして逃げていないか?」
被告「…」
検察側は「不貞行為をして謝罪する立場なのに、家庭を崩壊させる卑劣な犯行」として懲役1年6月を求刑。裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。
最後に裁判官は被告に「本件の経緯には被告にも気の毒な面もあったと思うが、犯罪はいけないことと冷静に考えればわかるね。共犯者のせいだけにできないことを自覚してください。子供のことで法律上の手続きをするときは弁護士に頼んで、関係者との接触を避けてください」と説諭した。
法廷では、証拠採用された男性とその妻の供述調書が朗読された。男性の調書は「嫌がらせをされて、被告を許すことはできない。家族が恨まれる筋合いはない」とのもので、妊娠までさせた被告への配慮はかけらもない。
一方、男性の妻の調書は「母親として気持ちは分からないでもない。犯罪は残念。夫のだらしなさも原因なので更生してほしい」とのものだった。
被告側の立場に立つか、被害者側の立場に立つかで、この事件の見え方も違ってくるだろう。一つだけ確実に言えることがあるとしたら、生まれてきた子供には何の罪もない。被害者の男性は子を認知して、きっちり責任を果たし、被告は間違いを二度と犯さず、子供をしっかり育ててほしい。(末崎光喜)