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同一区間なのに「運賃は2倍」 タクシー代500万の国交省職員

2008.4.10 01:06
このニュースのトピックス不祥事

 国土交通省関東地方整備局道路部の職員が平成19年度に出勤日のほぼ毎日にあたる計190回、総額500万円分の深夜帰宅用タクシー券を使っていた問題で、職員が使用した運賃に2万円から4万円と2倍も差があることが分かった。いずれも同一区間だが、経路や使用時間は不明で、道路特定財源から支出されているタクシー券の不明朗な使用実態がまた一つ浮かび上がった形だ。同整備局では職員から事情を聴く方針。

 関東地方整備局によると、問題の職員が19年度に深夜帰宅で使ったタクシー代は通常、高速代を含め2万6000円前後だった。

 しかし、19年7月には2万120円(高速代900円)と通常より約6000円安く、逆に同年9月には4万910円(同2650円)と1万4000円も高い日があった。その差は2倍の2万円と大きく、不自然。

 いずれも、乗車地は整備局のあるさいたま市で、降車地は職員の自宅がある都下だが、途中の経路は不明。使用時間も、タクシー券に時間記入欄がないため分からないという。整備局は「渋滞などによる経路変更などなんらかの事情があったのではないか」とし、職員から説明を求める。

 一方、民主党の大久保勉参院議員は9日の参院決算委員会で「飲みに行った帰りに使っても分からない」とこの問題を追及。全国の地方整備局で利用額が高い上位10人の使用済みタクシー券の公開や、同券の保存期間を1年から5年に延長することを求めた。

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