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Re:社会部 孤独から救う強引さ
このニュースのトピックス:メンタルヘルス
先月末、茨城、岡山両県で若者による無差別殺人が相次ぎましたが、2人の容疑者の共通点として“孤独”を感じてしまいます。
茨城の青年は引きこもりがちで、家族と食事を一緒にすることもなかったといいます。岡山の事件を起こした少年は「家庭の事情」で進学できず、就職先も決まっていませんでした。未来への展望が開けず、独りで悶々と悩む2人の姿が容易に想像できます。
過日、NPO法人で引きこもり青年の自宅訪問を続けてこられた川上佳美さんとお会いしましたが、川上さんは両事件の詳細を知ったとき、「早い段階で第三者が両容疑者に接していたら事件は起きなかったかも」と思ったそうです。独りで悩んでも、解決策はなかなか浮かびません。他者との交流こそが私たちを孤独から救い、悩みを解決に導いてくれるのでしょう。
現在、引きこもり青年向けの“相談室”は整備されつつありますが、引きこもりの彼らが自ら出向くことは期待できません。むしろこちらから押しかけるくらいの強引さが必要です。
川上さんはこのほど、そうした訪問支援活動員を育てる「日本若者訪問支援協会」を立ち上げました。事件の背景を考えたとき、その活動への期待が高まります。
(加)