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【衝撃事件の核心】なぜ死ぬ? なぜ殺す? 東京・小石川の無理心中…大黒柱の父の「強さ」と「弱さ」 (1/4ページ)
このニュースのトピックス:衝撃事件の核心
江戸時代の面影を残す閑静な住宅街、東京都文京区小石川の一角で3月28日未明、町工場の経営者が家族を道連れに無理心中を図った。会社の先行き不安から両親や子供ら5人を次々と刺して3人を殺害、自らも腹を刺して重傷を負った江成征男容疑者(42)。一家の大黒柱だった江成容疑者は、仕事への責任感や家族を愛する「強さ」と、トラブルを一人で抱え込む「弱さ」を“同居”させていた。専門家は「真面目で、家族を愛している人こそ無理心中に走る」と言い、「死ぬな。ジタバタ生きろ」とアドバイスする。(伊藤真呂武)
■「お父さんがやっちゃった」…異変感じて隣家へ駆け込む長女
「お父さんがみんなやっちゃった。みんな血だらけで倒れている」
江成容疑者の長女(12)は小学校を卒業したばかり。その彼女が異変を伝えに隣家に駆け込んできたのは28日午前0時過ぎのことだ。
寝間着のようなスウェットに裸足、そして青ざめた表情が、現場の凄惨さを物語っていた。
江成容疑者宅は3階建てで、1階が家業の製本工場▽2階に父の三男さん(74)と母の敏子さん(70)▽3階に妻の伸子さん(37)、長女、小2の長男(8)、幼稚園の二男(4)−の3世代7人家族で暮らしていた。
近くには、江戸幕府によって開園された「小石川御薬園(おやくえん)」を前身とする小石川植物園、徳川将軍家の菩提寺として知られる伝通院がある。人もうらやむ閑静な住宅街だ。
長女は隣家に駆け込む直前、江成容疑者が伸子さんの首を絞めている場面を目撃した。
「何しているの?」
とっさにこう尋ねた長女に、江成容疑者は冷たく言い放った。







