ニュース: 事件 RSS feed
【衝撃事件の核心】“異常さ”乗り移った? 土浦から岡山に連鎖「無差別殺人犯」の「共通点と違い」 (4/6ページ)
一方で岡山事件の少年も「トップクラスの成績」(高校の校長)といい、東大や京大など国立難関校への進学を目指していたが、家庭の経済的な事情で進学をあきらめた。
「親から『貧乏だから、今年の進学はやめてくれ』と言われた」
昨年10月ごろ、少年は高校側にこう伝えていた。
父親には「簿記の資格を取って仕事をしながら、進学費用をためる」と話していたが、昨年12月に簿記3級を受け失敗した。職探しも難航。このころ、小中学校の同級生にこう嘆いている。
「就職活動をしているが、仕事が見つからず難しい」
少年の父親によると、犯行前日の24日もハローワーク(職業安定所)に行き、いくつか就職先を探していたという。
閉塞(へいそく)感にさいなまれていたとみられる2人。
金川容疑者はゲームや漫画のバーチャル世界に逃げ込むことで紛らわせていたようだ。部屋には漫画とゲームソフトが山積みになっていた。三浦さんを殺害後は東京・秋葉原に逃走していた。
「アキバ(秋葉原)はゲームの街。自分はメイドカフェには行かない」
金川容疑者は知人にこう公言していた。
一方、少年もゲームソフトを少なくとも数十本持っていたことがあり、ゲーム好きだったことがうかがえる。
■少年に「キレる」乗り移った?
共通点が多い半面、まったく異なる点もたくさんある。進学断念も金川容疑者が自分の都合だったのに対し、少年は「貧乏」という家庭の事情があった。
性格も「まじめでおとなしい」までは共通しているが、金川容疑者には「キレやすい」(後輩)が加わる。よく事件現場近くのゲームセンターにいたが、格闘技ゲームに負けると、「何だよ!」と突然声を上げ、ゲーム機を蹴り上げる姿が目撃されている。
少年については学校関係者が「いわゆる優等生で、突然キレるような子ではなかった」と証言する。
小中学生のころは言葉や暴力の陰湿ないじめを散々受けていたが、本気になって反論することはあっても、激高することはなかったという。
ただ、父親が「いじめの経験が心に少し残っていたのかなと思う」と話したように、鬱憤(うっぷん)が内に蓄積されていたことも考えられる。
端的に2人の違いが表れているのが、犯行時だ。
金川容疑者は…



























