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震災、いじめ、職探しの日々… 環境変化が心に影響か 岡山突き落とし事件の少年 (2/3ページ)
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■遠い高校へ
しかし、いじめは収まっていなかった。同級生らは、自分たちよりも体格のいい少年を“格上(かくうえ)狩り”と称して標的にした。体育の授業後、汗のにおいを「くさい」、「半径2メートル以内に近づけない」などとはやしたてた。少年は言い返すなど抵抗もしたが、「本気になって反論するので、ますます周囲から浮いていった」という。
少年は中学3年の2学期に、自ら高校の説明会に出かけ、進学先を池田市内の学校に決めた。大東市の自宅からは電車を乗り継いで約1時間半かかる。当時の担任は「通うのが大変だぞ」と言ったが、少年は「大丈夫」と答えたという。ある同級生は「いじめを避けるために、遠い学校を選んだのでは」と推測する。
高校では大学進学を目指していたが、家庭の経済的な理由などで断念。少年は高校関係者に、最終的には就職するために簿記の資格をとって、事務仕事をしたいと話していたという。
■前日も仕事探し
しかし進学の夢は捨てきれなかった。父親に「家が貧しいので、お金をためて国立大学に進学したい」と明かし、冬休みに郵便局でアルバイトをしたほか、事件前日の24日には父親と大阪・梅田のハローワークを訪れ、仕事を探していた。父親は慌てないでゆっくり考えるよう諭したという。
一方、職探しは難航しており、約3カ月前には、大東市内の駅で少年とばったり会った小中学校の同級生に対し「金が足りず大学に行けない。社会人になることを決め、就職活動をしているが仕事が見つからず難しい」と話したという。

