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【法廷から】父の命日に酒気帯び運転 親不孝な被告 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:法廷から
弁護人「雪のせいでタクシーが来なかったから自分の車を運転した?」
被告「はい」
被告はこの事件のせいで、長年働いていた仕事を続けられなくなった。
弁護人「逮捕されるまで何の仕事をしていた?」
被告「清掃車の運転手です」
弁護人「どれくらいやっていた?」
被告「15年くらいです」 弁護人「15年続けた仕事を失ってどう思いますか?」
被告「ショックです」
被告が酒に溺れていたのはある理由があった。
検察官「これまでも酒で失敗しているのに、なぜまた酒を飲んでるの?」
被告「離婚して一人でいると寂しくて飲むようになった」
裁判官がかけた言葉に被告は涙ぐんだ。
裁判官「(酒で)人に迷惑をかけているのもそうだが、一番辛い思いしているのはあなた自身でしょ。どう思いますか?」
被告「もう飲むこと自体断ちたいと思うし、反省しています」
出所しても監督する家族や友人のない被告もいる。それに比べると、被告には「見捨てずに雇用する」とまで言ってくれる友人がいる点で、恵まれている。
しかし、よりによってなぜ父親の命日に事件を起こす親不孝をしてしまったのだろう。犯罪行為に走るのは今回を最後にすることを亡き父親に対しても誓ってほしい。
検察側の求刑は懲役10月。判決は4月11日に言い渡される。(末崎光喜)