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「サラリーマン風なら分かりづらいだろう」とスーツ購入 土浦8人殺傷
茨城県土浦市の8人殺傷事件で、無職、金川真大(かながわ・まさひろ)容疑者が県警土浦署捜査本部の調べに対し、犯行時に着ていたスーツを逮捕容疑となった無職、三浦芳一さん(72)殺害前の今月15日前後に購入したと供述していることが25日、分かった。捜査の手を逃れるための変装だったと説明している。また、金川容疑者が家族から定職に就くよう促され、反発していたことも判明。捜査本部は、家庭内の日ごろの鬱積(うっせき)が、計画的な無差別殺人につながった可能性もあるとみて、調べを進めている。
調べに対し金川容疑者は、スーツ購入の動機について、「東京都内に行き、サラリーマン風のスタイルでいれば、警察にも分かりづらいだろうと思った」と供述している。
これまでの調べで、金川容疑者は19日午前、三浦さんを殺害後、いったん自宅に戻って着替え、東京・秋葉原に向かったことが分かっている。秋葉原で頭を丸刈りにし、購入したスーツに着替えていた。
8人を殺傷した23日も、このスーツ姿でメガネをして現場のJR荒川沖駅に現れ、警戒中の警察官が見逃していた。
金川容疑者は1月、「貯金が目標金額に達した」として約1年間勤めた土浦市内のコンビニエンスストアのアルバイトを退職。三浦さん殺害の直前、現金約40万円を引き出していたことが分かっている。
1月中旬には、8人殺傷で使ったサバイバルナイフ(刃渡り約20センチ)を携帯電話のサイトを通じ約3000円で購入。このナイフを携行するため肩掛け型のナイフサックも用意し、2月には同市内のホームセンターで三浦さん殺害と8人殺傷に使った文化包丁(同)を約3000円で購入している。
コンビニ退職後、家族との会話もほとんどなくなったというが、それ以前は、家族が就職を促すと物にあたるなど暴力をふるっていたという。