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【衝撃事件の核心】サラリーマンら戦々恐々 大阪の地下鉄車内 痴漢でっち上げ (1/2ページ)

2008.3.23 11:28
このニュースのトピックス痴漢でっち上げ事件
痴漢に仕立てられて逮捕され、拘置された状況を語る国分和生さん=13日、大阪市西成区痴漢に仕立てられて逮捕され、拘置された状況を語る国分和生さん=13日、大阪市西成区

 大阪市営地下鉄車内で、会社員が痴漢にでっち上げられ逮捕された事件の発覚後、乗客らから「痴漢に間違われないために男性専用車両を作ってほしい」などとの要望が大阪市交通局に20件余り寄せられている。通勤ラッシュで超満員の車内では“冤罪(えんざい)”におびえるサラリーマンも多く、波紋を広げている。

 痴漢に適用される法令はケースによって2つに分かれる。服の上から触れば、府迷惑防止条例違反。それがエスカレートして下着の中に手を突っ込めば、強制わいせつ容疑となり、重い処罰が待っている。

 痴漢の発生をめぐっては、公共交通機関側も頭を悩ませてきた経緯がある。痴漢冤罪事件の舞台になった大阪市営地下鉄では、平成14年11月から御堂筋線、15年12月から谷町線で各電車に1両、女性専用車両を導入した。ポスターや車内のつり広告などで痴漢をなくす取り組みをしてきたものの、地下鉄各駅での痴漢被害の申告数が減らなかったため、“切り札”として導入に踏み切ったという。

 実際に導入前の14年度では御堂筋線各駅への痴漢被害の届け出は計133件、谷町線各駅で計38件あったが、18年度では御堂筋線で計83件、谷町線で計27件と、ともに3割程度は減少。被害の届け出が“氷山の一角”であったとしても「女性の避難車両としての一定役割は果たしている」(市営地下鉄幹部)と評価している。

 「男性専用車両を作ってほしい」などの要望については、市営地下鉄側は「現状では女性の保護を目的に行っている、痴漢そのものをなくす取り組みが主眼」としており、男性専用車両の導入は「検討段階にもない」としている。

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痴漢に仕立てられて逮捕され、拘置された状況を語る国分和生さん=13日、大阪市西成区
交際中の女(31)と組んで痴漢事件をでっちあげた蒔田文幸容疑者(24)の逮捕を受け甲南大学は記者会見を開き謝罪した。記者会見で謝罪する(右から)植村亮介・学生部次長、前田忠弘・学生部長、杉村芳美・学長、青山義孝・副学長、中井伊都子・法学部長=18日午前10時4分、兵庫県神戸市東灘区の甲南大学(撮影・竹川禎一郎)
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