ニュース: 事件 RSS feed
犯行前に数百万円使い果たす 女子留学生刺殺事件
このニュースのトピックス:強盗事件
平成12年7月、大阪市中央区で中国人留学生の韓(ハン)頴(イン)さん=当時(24)=がバッグを奪われ刺殺された事件で、強盗殺人容疑などで逮捕された大阪市此花区、アルバイト、加賀山領治容疑者(58)が犯行前数カ月の間に元交際相手の女性や母親に金の無心を繰り返し、数百万円の借金をしていたことが22日、分かった。犯行直前に「淡路花博」に行ったりパチンコを繰り返すなど、調達した金はすべて使い果たしたという。
加賀山容疑者は2月に逮捕された梅田の複合ビル「D・D HOUSE」の会社員刺殺事件の動機についても「所持金を使い果たし、元交際相手や母親に金の無心をして断られた」と供述。捜査1課はいずれも遊ぶ金ほしさの短絡的な犯行とみて追及する。
供述によると、加賀山容疑者は宮崎県出身で、石川県や埼玉県、東京都などを転々としていた。この間、加賀山容疑者は当時交際していた女性や母親に「金を貸してくれ」と何度も要求。女性らは現金数百万円を渡すなどしていたが、犯行直前には貯金が300円ほどになっていたという。
一方、共犯者について加賀山容疑者は「60歳くらいで西成で知りあった東北出身の男」と供述。犯行前には西成区内の露店でナイフを1本ずつ購入して捕まりそうになったら使用することや、夜間に1人で歩く女性を脅すことなど詳細な計画を立てていたという。
しかし、この男について犯行後は「西成で何度か見かけたが、話したことはない」などとあいまいな供述を繰り返しているという。