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預金残高は300円 留学生殺害容疑の男
大阪市中央区で8年前、中国人女子留学生の韓穎さん=当時(24)=を殺害したとして、強盗殺人容疑などで再逮捕された無職、加賀山領治容疑者(58)=別の強盗殺人罪で起訴=が事件当時、同区内の大阪城公園で野宿生活を送り、銀行口座の預金残高が300円しかなかったことが22日、大阪府警捜査1課の調べで分かった。
加賀山容疑者は「金に困っていた」と供述しており、同課は生活に困窮して犯行に及んだとみて経緯を追及している。
調べでは、加賀山容疑者は出身地の宮崎県から転居し石川県や神奈川県、東京都を転々とした後、平成11年、大阪市西成区に移り、日雇い労働をしながら簡易宿泊所に泊まったり、野宿を繰り返したりした。
西成区で共犯の男と出会い、2人でナイフを用意して強盗を計画した。犯行後も西成区で男を数回見掛けたという。
加賀山容疑者は12年7月、中央区の路上で韓穎さんを刺殺、バッグを奪うなどした疑い。
今年2月、大阪・梅田の商業施設「D・Dハウス」で神戸市の会社員、森永彰さん(30)を刺殺したとして逮捕、起訴された際も「パチンコや競馬で負け生活費に困っていた。金を奪おうと待ち伏せた」と供述していた。

