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飛鳥歴史公園汚職 逮捕の国交省キャリア、予定価格漏洩をいったん断わる
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国営飛鳥歴史公園事務所(奈良県明日香村)発注工事に絡む国交省キャリアの汚職事件で、贈賄容疑で再逮捕された工事の受注業者が大阪地検特捜部の調べに対し、入札予定価格の漏洩(ろうえい)を元同事務所長の高松正彦容疑者(43)=加重収賄容疑で再逮捕=に直接依頼し、いったん断られたと供述していることが11日、分かった。業者はその後、高松容疑者の先輩キャリア、上島晃嗣容疑者(52)=競売入札妨害(偽計)容疑で逮捕=に口利きを依頼したという。
高松容疑者は同事務所長に就任した直後の平成15年4月、奈良県に出張で来ていた上島容疑者から旧知の間柄の業者を事務所内で紹介されていたことも判明。特捜部は業者がキャリア人脈を悪用し、受注を画策したとみている。
高松容疑者は当初、同県高取町内の建設会社「槇峯建設」社長、槇峯和也容疑者(67)=贈賄容疑で再逮捕=から「予定価格を教えてほしい」と直接依頼された際、一度は断ったという。しかし、バブル崩壊後に経営難に陥っていた槇峯容疑者は、工事受注によって施工実績の上積みを図ろうと、親密な関係だった上島容疑者に改めて依頼。上島容疑者はキャリアの上下関係を利用し、高松容疑者に予定価格漏洩を指示したという。
高松容疑者は平成16年12月と17年7月に行われた同公園内のり面防災工事の指名競争入札に際して、槇峯容疑者に予定価格を教えた見返りに現金100万円を受け取ったとして再逮捕された。