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【グローバルインタビュー】三浦事件 司法取引の可能性も (1/2ページ)
このニュースのトピックス:グローバルインタビュー
1981年の一美さん銃撃事件で、殺人と共謀容疑で三浦和義容疑者(60)が逮捕された事件で、元ロス地方検事局検事のローレンス・ウォルフ氏(77)が産経新聞のインタビューに応じ、逮捕に踏み切ったロス市警の決断や新証拠の有無、ロス移送後の裁判の焦点などについて見解を明らかにした。(ロサンゼルス 渡辺浩生、写真も)
−−なぜロス市警が今になって逮捕に動いたのか
「ロス市警はこの事件を扱うことを問題とは考えなかったようだ。国際的な未解決事件でしかも殺人。何年かけても警察は解決を目指すものだ。三浦容疑者は、もう逮捕される危険はないと思ってサイパンに行った」
「共謀罪がない日本とそれがある米国の法律の違いは影響したであろう。日本の法律が無理だと言っても、米国の法律は『できる』と言っている。だから動いた。とても単純な話だ」
−−ロス市警は逮捕のタイミングを待っていたということか
「三浦容疑者が日本で無罪となり刑務所から出所した時点で、ロス市警の捜査は振り出し地点に戻った。殺人に時効はない。ロス市警は『われわれは勝てる』と踏んだのだろう。後は三浦容疑者が日本の権限が及ばない場所に出るのを待つだけだった」
−−逮捕に政治的理由はあったか
「それはないだろう。誰かの政治的目標の達成を助けるために、20年以上前の事件の解決に動く理由はない。(捜査を指揮する)リック・ジャクソン捜査官が日本の裁判資料のコピーを読んで判断したはずだ。三浦容疑者の裁判での証言は、ジャクソン捜査官が知りたいすべてを与えたに違いない。彼は卓越した捜査官だ。私も一緒に殺人事件を手がけた」

