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費用、時間…「冷凍物は不可欠」「学校給食センター」ギョーザ事件で打撃 (1/2ページ)

2008.3.4 10:59
このニュースのトピックス中国製ギョーザ中毒問題

 中国製ギョーザ中毒事件が、学校給食の課題を浮かび上がらせている。給食には1カ所で調理して複数の学校に配送する給食センター式と学校内で調理する自校式があるが、中国・天洋食品の冷凍食品を使った公立学校数は、センター式が自校式の5倍超。専門家は「十分な調理時間が取りづらいセンター式は外国産を含む冷凍食品の割合が大きく、こうした事件の影響を受けやすい」と指摘する。

 「冷凍食品に頼らざるを得ない」。北海道遠軽町の丸瀬布学校給食センターの職員は、現場の苦悩を明かす。センターは町内の小中学校5校に給食を供給している。一番遠い小学校には配送に1時間かかり、午前8時すぎから始めても、2時間半しか調理に充てられない。

 「魚のフライを手作りするなら、下味、小麦粉、卵、パン粉をつけて…と時間がかかる。冷凍食品なら油で揚げればすぐできる。給食を全部手作りできればいいけど、それは無理」とため息をつく。

 文部科学省によると、給食センター式の公立小中学校は1万6345校で、自校式は1万3137校(2006年)。公立学校で天洋食品製を使っていた計535校のうち、給食センター式が446校で、自校式が89校だった。

 東京都の学校給食実施校2547校で、天洋製の使用校はゼロだった。都教委は「基本的に冷凍加工食品は使わない。手作りで国産の材料を使っている」と話す。都では自校式が小中学校の8割を超えている。

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