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調査捕鯨妨害で 海保が初の捜査 シー・シェパード立件へ (1/2ページ)

2008.3.3 23:27
このニュースのトピックス捕鯨
「日新丸」にビンを投げ込むシー・シェパードの活動家(左)。画面中央上にビンが見える=3日、南極海(日本鯨類研究所提供)「日新丸」にビンを投げ込むシー・シェパードの活動家(左)。画面中央上にビンが見える=3日、南極海(日本鯨類研究所提供)

 南極海を航海中の調査捕鯨船団の母船「日新丸」が3日午前6時40分(日本時間同日午前7時10分)ごろ、公海上で米環境保護団体「シー・シェパード」の抗議船から薬品入りの瓶などを投げつけられ3人がけがをした。事態を重く見た海上保安庁は同日、威力業務妨害と傷害容疑で捜査に着手した。日本の調査捕鯨に対する妨害活動で海保が捜査を行うのは初めて。

 海保によると日新丸は、抗議船から約1時間にわたって異臭を発する酪酸入りの瓶や白い粉が入った袋計100個以上を投げ込まれる妨害を受けた。その際、酪酸の飛沫(ひまつ)が、乗船していた海保の保安官2人と、乗組員1人の目に入るなどして軽いけがをした。白い粉の成分は不明。

 海保は、海上での事件の捜査権を持つ海上保安官が妨害を現認しているうえに、保安官自身が負傷していることから捜査に乗り出すことにした。

 甲板に投げ込まれた瓶や犯行の様子を撮影したビデオなどから犯人を特定する作業を進める。容疑者が特定できた場合は、外交ルートを通じて該当する国に捜査共助を申し入れる方針。

 南極海での日本の調査捕鯨船団に対するシー・シェパードの妨害活動は今年度3度目。過去2回は、保安官が乗船していない船に対する妨害だったため、捜査に乗り出せなかった。海保が捜査に乗り出すには告発が必要という。

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南極海で日新丸に瓶を投げ込むシー・シェパードの活動家たち=3日午前(日本鯨類研究所提供)
南極海で日新丸に瓶を投げ込むシー・シェパードの活動家たち=3日午前(日本鯨類研究所提供)
日新丸に近づくシー・シェパードの抗議船。手前は海上保安庁の保安官=3日午前(日本鯨類研究所提供)
「日新丸」にビンを投げ込むシー・シェパードの活動家(左)。画面中央上にビンが見える=3日、南極海(日本鯨類研究所提供)
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