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三浦容疑者側、即時釈放を要求 移送も拒否 サイパンの地裁で

2008.3.3 22:30
このニュースのトピックスロス疑惑

 【サイパン=共同】米ロサンゼルスで1981年に起きた銃撃事件で、日本での無罪確定後、サイパンで逮捕された元会社社長、三浦和義容疑者(60)の身柄移送をめぐる審理が3日、サイパンの地裁で開かれ、元社長の弁護側は「(有効な)逮捕状なしに違法に逮捕された」などと主張して即時釈放を求めると同時に、カリフォルニア州への移送を拒否する申立書を提出した。

 次回審理は5日の予定。弁護側は、判決が確定した事件で再び罪に問われない「一事不再理」を訴えており、徹底抗戦する構えだ。

 弁護側は法廷で、「移送を協議する前に逮捕の違法性について検証されるべき」と主張。逃亡容疑での逮捕状なしに元社長は違法に逮捕されたとして釈放を求めた。さらに逮捕後も適正な手続きが取られずに収容施設に拘束されたと訴えた。

 これに対し、検察側は88年に出た逮捕状や、逮捕に立ち会った検察官が証言した書面を提出しているなどとして、手続きは適正と反論した。

 ワイズマン判事は次回審理で、弁護側の申し立てを取り上げるとともに、検察側にあらためて説明するよう求めた。

 弁護人のバーライン氏は審理終了後の会見で「(元社長は)ロサンゼルスからの要請だけを根拠に拘束され、サイパンを管轄する州知事や判事は逮捕状を一切出していない」と指摘。拘束は違法として移送拒否と釈放の要求が認められることに自信を示した。

 身柄移送は、ロサンゼルス市警の意向を受けサイパンの検察当局が要請していた。検察側は今後、カリフォルニア州知事の要請を受け、サイパンを管轄する北マリアナ諸島知事の移送同意文書を地裁に提出する予定。

 元社長側は知事の移送同意などに対して法廷で争うことができる。検察側は逮捕手続きに違法性がないことなどを立証する必要があり、サイパンでの審理が長期化する可能性もある。

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