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冤罪事件でも警察庁長官表彰を返上せず 鹿児島県警
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公選法違反の罪に問われた元被告12人の無罪が確定した鹿児島県議選の冤罪(えんざい)事件を含む平成15年統一地方選の選挙違反捜査をめぐって、鹿児島県警が警察庁長官から表彰を受け、無罪確定後も自ら返上したり、取り消しもされていないことが2日、分かった。この年の統一地方選では、県議選や町議選に絡む逮捕者が計30人に上り、摘発者も数多く出た。表彰の理由はこれらの功労とみられる。
県警幹部は「表彰は当時の選挙違反捜査全体に対してのもので、返上の必要はない」としているが、元被告の1人は「表彰の対象に無罪判決が出た事件が含まれている以上、自主的に返上すべきだ」と批判している。
冤罪事件では、県警内でも県警本部長と刑事部長名で当時の捜査員4人と捜査主体だった志布志署を表彰。元被告らは近く、県警内での表彰取り消しと、警察庁長官表彰の返上を求め、県警に申し入れをする。