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録音テープも販売! 日本とあまりに違う「ロス疑惑」再燃のサイパン法廷 (1/3ページ)
法廷での審理を録音したカセットテープは800円。捜査書類も購入可−。「ロス疑惑」の殺人容疑などで三浦和義容疑者(60)が逮捕され、米カリフォルニア州への移送手続きなどの審理が続くサイパンの裁判所は日本の司法とはまったく違う常識の中にあった。ロス疑惑取材で見たサイパンの驚きの“現場”を報告する。(荒井敬介)
その日のうちに法廷録音テープ販売…捜査書類までも
日本から約3時間半。一眠りのフライトで到着することから週末のお手頃旅行先として人気が高いサイパンで、三浦容疑者は2月22日に逮捕された。
三浦容疑者の審理が行われているのはサイパン国際空港から北西約3キロのススペ地区にある北マリアナ上級司法裁判所だ。
ススペ地区には裁判所のほか警察署や検事局、弁護士事務所などが集中しており、日本でいえばさしずめ「霞が関」にあたる地区のようだ。
審理が行われているのは223号法廷。傍聴席は100人ほどが座れることが可能だ。
裁判所の中に入るには、日本と同様にセキュリティーチェックが行われる。法廷内には携帯電話はもちろん、バッグ類もすべて職員に預けなければならない。この点は日本よりも厳重だ。
暗黒裁判を避けるため、裁判は公開が原則だ。ただ、驚かされるのは、その徹底した“公開ぶり“。
裁判所の事務所で申請をすると、誰でも法廷内のやりとりを録音したカセットテープを購入できる。値段は1本あたり7ドル50セント(約800円)で、審理終了の2、3時間後には手に入れられる。日本の裁判所ではまず考えられない。
テープだけではない。審理の中で裁判所に提出された捜査書類も、コピー代を支払いさえすれば購入できるのだ。
テープも書類も、公判が開かれたその日のうちに手に入れることが可能と非常にスピーディーとあって、日本から押し寄せた報道陣が書類やテープを求めて裁判所の事務所に長い列を作ったのはいうまでもない。
















