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【法廷イラスト・写真23枚で読む】歌織被告 何を語ったのか (2/4ページ)

2008.2.17 12:36
このニュースのトピックス渋谷バラバラ殺人 セレブ妻公判
涙ながらに供述する三橋歌織被告=2月7日の第6回公判、東京地裁涙ながらに供述する三橋歌織被告=2月7日の第6回公判、東京地裁

 夫婦は17年9月ごろ、東京都渋谷区富ヶ谷のマンションに引っ越している。歌織被告は引っ越し後の生活について「(祐輔さんの)暴力が、注意深くなった。首を絞めるときも跡が付かないようにしていた」と振り返った。DVがなくなっていたとする検察側に対し、周囲に発覚しないよう気を使っていただけで、あくまでDVは続いていたのだと法廷で訴えた。

 

「覚えていない」…矛盾には言葉少なく

 ところが、検察側や裁判官から“矛盾”を指摘されると、普段ははっきりとした口調で答える歌織被告の声は弱々しくなり、内容もあいまいになることが多い。

 例えば、祐輔さんから受けた初めての暴力について。

 検察側は、祐輔さんからの暴力から逃れるため17年6月に入ったシェルターでの面談では、歌織被告が「15年9月」と答えていることを指摘。一方、弁護側の被告人質問には、入籍直後の「15年4月」と答えている。この食い違いを追及された。

 歌織被告は「(シェルターでどんなことを答えたのか)覚えていない」などと述べ、「シェルターの面談で、なぜ最初の暴行に言及しなかったのか」との問いにも「分からない」とだけ答えた。歌織被告の態度に検察官が「話す相手によって都合のいい話をしていないか」と声を荒らげる場面もあった。

 裁判官からは、18年4月ごろに祐輔さんの同僚に離婚の相談をした際、歌織被告が「あの人はどうしようもない人だけれど私がどうにかしてあげたい」などと揺れ動く心境を打ち明けていたとする証言があることを指摘された。しかし、歌織被告はここでも「覚えていない」と答えるのみ。

 また、裁判長から「(祐輔さんとの)生活を終わらせたかったのなら自分が家を出ればいい。なぜその選択肢が取れなかったのか」と尋ねられると、歌織被告は言葉に詰まり、首を振って黙り込んだ。

歌織被告のこれまでの裁判全記録はこちら、■特集「夫バラバラ殺人 セレブ妻公判」はこちら

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涙ながらに供述する三橋歌織被告=2月7日の第6回公判、東京地裁
第6回公判で証言台に立った歌織被告。髪の毛はサラサラで、服装もこれまでとは違った=2月7日、東京地裁(イラスト・成冨淳二)  
第6回公判。弁護人の質問に答える歌織被告=2月7日午前10時すぎ、東京地裁(イラスト・成冨淳二)
被告人質問が行われた第7回公判。冒頭、証言台につく歌織被告(イラスト・成冨淳二)=2月12日、東京地裁
女性検察官から質問を受ける歌織被告。厳しい追及に沈黙する場面も=2月12日の第7回公判、東京地裁(イラスト・成冨淳二) 
【第5回公判】相談していた牧師が証人出廷し、その証言に耳を傾ける歌織被告=1月30日、東京地裁(イラスト・成富淳二)
【第5回公判】大学時代からの友人の証言に歌織被告は顔を紅潮させた=1月30日、東京地裁(イラスト・成冨淳二)
【第4回公判】母親の証言を聞きながら、思わずハンカチを握り締め、涙をこらえる歌織被告(イラスト・成冨淳二)=1月22日、東京地裁
【第4回公判】母親の尋問を見守る歌織被告(イラスト・成冨淳二)=1月22日、東京地裁
【第3回公判】水色のスエット姿で証人の証言を聞く三橋歌織被告(イラスト・成冨淳二)=1月17日、東京地裁
【第3回公判】入廷した三橋歌織被告。被告席に着く前、係官から手錠を外される=1月17日、東京地裁
【第3回公判】証人のプラーバシーを保護するため、法廷には衝立が置かれ、証人の姿が傍聴席から見えないようにされた=1月17日、東京地裁
【第3回公判】証人の証言を聞く三橋歌織被告。ときおり証人をにらみつけるような鋭い表情も見せた=1月17日、東京地裁(イラスト・成冨淳二) 
【第2回公判】証人の話に耳を傾ける三橋歌織被告=昨年12月25日、東京地裁(イラスト・成冨淳二)
【第2回公判】審理が終了し、係官に囲まれながら退廷する三橋歌織被告=昨年12月25日、東京地裁(イラスト・成冨淳二)
【第2回公判】証人の証言を聞き、ハンカチで顔を覆う三橋歌織被告=昨年12月25日、東京地裁(イラスト・成冨淳二)
【初公判】出廷し、被告人席に着席した三橋歌織被告=昨年12月20日、東京地裁 (イラスト・成冨淳二)
【初公判】法廷に入った三橋歌織被告=昨年12月20日、東京地裁(イラスト・成富淳二)
【初公判】被告人席で審理のなりゆきをみている三橋歌織被告=昨年12月20日、東京地裁(イラスト・勝山展年)
逮捕直後の三橋歌織被告=昨年2月2日
三橋歌織被告
三橋歌織容疑者の自宅があるマンション。現場検証を行う捜査員ら(東京都渋谷区)
事件現場となった歌織被告の自宅マンション。警視庁の捜査員たちが現場検証を行っている=昨年1月、東京都渋谷区富ヶ谷
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