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【法廷イラスト・写真23枚で読む】歌織被告 何を語ったのか (1/4ページ)

2008.2.17 12:36
このニュースのトピックス渋谷バラバラ殺人 セレブ妻公判
涙ながらに供述する三橋歌織被告=2月7日の第6回公判、東京地裁涙ながらに供述する三橋歌織被告=2月7日の第6回公判、東京地裁

 東京都渋谷区の外資系金融会社社員、三橋祐輔さん=当時(30)=の切断遺体が見つかった事件で、殺人と死体遺棄などの罪に問われた妻の歌織被告(33)の公判は、7、12日の2回にわたり被告人質問が行われた。祐輔さんによるDVの様子など、自身に有利な部分を冗舌に語る一方、矛盾を突かれて言葉を濁す場面も見られた歌織被告。被告人質問で、彼女は何を語ったのか−。

 

DVの状況を冗舌に…“あくまで継続していた”と強調

 「殴られたり、首を絞められたり、髪の毛を捕まれて部屋中を引き回された」

 「私の顔の形が変わっても暴力をやめなかった」

 結婚生活の中で繰り返されたというDV。

 歌織被告は、祐輔さんとの結婚生活が自分にとっていかにつらいものだったのかを、弁護側の問いかけに対して冗舌に、詳細な証言を続けた。

 DVに対する認識は、弁護側と検察側では真っ向から対立している。

 弁護側は、平成18年12月12日の犯行直前まで祐輔さんのDVが続いていたとする。その上で犯行時の歌織被告の状況を「長期のDVにより、PTSD(心的外傷後ストレス傷害)が発症して、心神喪失か心神耗弱の状況だった」と主張し、歌織被告の責任能力が著しく低減していたことを法廷に印象付けようとしている。

 これに対し、検察側は冒頭陳述などで、18年に入るころには祐輔さんのDVは収まっていたとしている。有利な条件での離婚を画策、それが無理だと分かり感情が爆発して殺害に至った−と指摘した。

 検察側の訴える構図では「積極的に殺害した」、弁護側によれば「やむなく殺害せざるを得なかった」。どちらの主張が裁判所に認められるかで、刑罰に与える影響は180度変わってしまう。それだけに、被告自身の法廷供述は重大な「証拠」になるのだ。

歌織被告のこれまでの裁判全記録はこちら、■特集「夫バラバラ殺人 セレブ妻公判」はこちら

このニュースの写真

涙ながらに供述する三橋歌織被告=2月7日の第6回公判、東京地裁
第6回公判で証言台に立った歌織被告。髪の毛はサラサラで、服装もこれまでとは違った=2月7日、東京地裁(イラスト・成冨淳二)  
第6回公判。弁護人の質問に答える歌織被告=2月7日午前10時すぎ、東京地裁(イラスト・成冨淳二)
被告人質問が行われた第7回公判。冒頭、証言台につく歌織被告(イラスト・成冨淳二)=2月12日、東京地裁
女性検察官から質問を受ける歌織被告。厳しい追及に沈黙する場面も=2月12日の第7回公判、東京地裁(イラスト・成冨淳二) 
【第5回公判】相談していた牧師が証人出廷し、その証言に耳を傾ける歌織被告=1月30日、東京地裁(イラスト・成富淳二)
【第5回公判】大学時代からの友人の証言に歌織被告は顔を紅潮させた=1月30日、東京地裁(イラスト・成冨淳二)
【第4回公判】母親の証言を聞きながら、思わずハンカチを握り締め、涙をこらえる歌織被告(イラスト・成冨淳二)=1月22日、東京地裁
【第4回公判】母親の尋問を見守る歌織被告(イラスト・成冨淳二)=1月22日、東京地裁
【第3回公判】水色のスエット姿で証人の証言を聞く三橋歌織被告(イラスト・成冨淳二)=1月17日、東京地裁
【第3回公判】入廷した三橋歌織被告。被告席に着く前、係官から手錠を外される=1月17日、東京地裁
【第3回公判】証人のプラーバシーを保護するため、法廷には衝立が置かれ、証人の姿が傍聴席から見えないようにされた=1月17日、東京地裁
【第3回公判】証人の証言を聞く三橋歌織被告。ときおり証人をにらみつけるような鋭い表情も見せた=1月17日、東京地裁(イラスト・成冨淳二) 
【第2回公判】証人の話に耳を傾ける三橋歌織被告=昨年12月25日、東京地裁(イラスト・成冨淳二)
【第2回公判】審理が終了し、係官に囲まれながら退廷する三橋歌織被告=昨年12月25日、東京地裁(イラスト・成冨淳二)
【第2回公判】証人の証言を聞き、ハンカチで顔を覆う三橋歌織被告=昨年12月25日、東京地裁(イラスト・成冨淳二)
【初公判】出廷し、被告人席に着席した三橋歌織被告=昨年12月20日、東京地裁 (イラスト・成冨淳二)
【初公判】法廷に入った三橋歌織被告=昨年12月20日、東京地裁(イラスト・成富淳二)
【初公判】被告人席で審理のなりゆきをみている三橋歌織被告=昨年12月20日、東京地裁(イラスト・勝山展年)
逮捕直後の三橋歌織被告=昨年2月2日
三橋歌織被告
三橋歌織容疑者の自宅があるマンション。現場検証を行う捜査員ら(東京都渋谷区)
事件現場となった歌織被告の自宅マンション。警視庁の捜査員たちが現場検証を行っている=昨年1月、東京都渋谷区富ヶ谷
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