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ほふく前進、閃光弾…特殊班「SIT」訓練を初公開
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警視庁「刑事の特殊部隊」を初公開−。警視庁は14日、身代金誘拐や立てこもり事件などを専門に扱う捜査1課特殊班(SIT)の訓練を公開した。昭和39年のSIT発足以来、訓練の様子が公開されたのは初めてのことだ。
訓練は都内の施設で公開された。刃物を持った犯人が民家に立てこもっているとの想定で、5人の隊員が大小2つのさすまたで犯人を壁際に追い込み、制圧した。
銀行を襲った犯人が銀行員を人質にし、拳銃を発砲しているケースを想定した訓練では、SIT隊員がほふく前進でカウンターの下に近づき、大きな音と光の出る特殊閃光(せんこう)弾を投入。大音響と光にひるんだ犯人のスキを見逃さず、一瞬にして銃を奪い、人質を無事に救出した。
SITは警視庁捜査1課に所属。誘拐、立てこもりといった「人質をとられた犯罪」を専門に扱い、さまざまなテクニックで犯人を制圧する「刑事警察の特殊部隊」だ。
警備警察にはハイジャック事件などの制圧を専門とする特殊急襲部隊(SAT)があり、こちらは犯人の射殺も辞さないが、刑事の集団であるSITはさまざまなトラップや連係プレーで事件を制圧するチームだ。日々、訓練を続けている。
昨年4月には東京都町田市で、暴力団組員が警察官に向けて拳銃を発砲し、都営住宅に立てこもった事件に出動。約15時間後に拳銃自殺を図った犯人の身柄を確保した。
ただ、拳銃を使った立てこもり事件は対応が難しく、全国の警察本部の特殊班がその対策に迫られている。















