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米側に強い遺憾表明 少女暴行容疑事件で政府
政府は11日、沖縄の米海兵隊員が少女に暴行した容疑で逮捕された事件に関し米側に強い遺憾の意を伝え、綱紀粛正と再発防止の徹底を求めた。これに対し米側は、捜査に全面的に協力する考えを強調した。
岸田文雄沖縄・北方担当相は11日午後、都内で記者団に「あってはなならない事件が発生し、強い憤りを感じている」と強調。「内閣府としても地元沖縄県などと連絡を取り合いながら対応していきたい」と述べた。
岸田氏は「被害者やご家族の心情を察すると胸の痛む思いであり、このような事件は二度とあってはならない」とのコメントを発表した。
これに先立ち、外務省の西宮伸一北米局長は11日、ドノバン駐日米臨時代理大使と電話で会談し「米兵による犯行であるとすれば極めて遺憾だ」と表明。ドノバン臨時代理大使は「事実関係の調査を見守るが、事態を深刻にとらえている」などと述べた。
今井正沖縄担当大使も同日、在沖縄米軍トップのリチャード・ジルマー沖縄地域調整官(海兵隊中将)に電話で遺憾の意を伝え、同調整官は綱紀粛正を徹底する考えを示した。
■寄港の米艦長ら厳しい表情
少女暴行容疑で沖縄の米兵が逮捕された11日、乗組員の休養などを目的に長崎県・佐世保港に寄港した米原子力空母ニミッツのマナジール艦長は「乗組員にはいつも米国の大使のように行動するよう指導している。もし陸上で犯罪などがあれば、米海軍と日本の当局とも協力して適切に対応していきたい」と厳しい表情で話した。
ニミッツ随伴艦の米海軍イージス巡洋艦プリンストンもこの日、福岡市の博多港に親善目的で入港。デービッド・メリン艦長は「非常に残念。寄港時には毎回、乗組員一人一人が大使のように振る舞うよう指導している」と異口同音に話した。