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ギョーザ事件で分析機関が悲鳴 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:中国製ギョーザ中毒問題
中国製ギョーザ中毒事件を受け、冷凍ギョーザの検査を行っている研究機関がパンク寸前の状態となっている。当初の有機リン系殺虫剤「メタミドホス」に加え、新たに「ジクロルボス」も検出され、作業量は2倍に増大。さらに厚生労働省が別の農薬が含まれていないかの検査を打診する通知を自治体に出したためだ。無数の農薬に取り囲まれた「食の安全」のもろさが、図らずも浮き彫りになった格好だ。
大阪市から冷凍ギョーザの分析依頼を受けている市立環境科学研究所(環科研)は、メタミドホスの検査をしている全サンプルについて、ジクロルボスの再検査も行う。
冷凍ギョーザの場合、メタミドホスの検査は袋とトレー、さらに皮と具に分けたギョーザをそれぞれすりつぶして精製、成分を解析する「ガスクロマトグラフ質量分析計」にかける。この間、約2日間。研究員17人が通常業務を中断して検査にあたっているが、その後、ジクロルボスの検査のために同じ作業をもう一度行わねばならない。
京都市衛生公害研究所も、保健所が店頭から回収した100を超える冷凍食品の検査に追われている。メタミドホスの検査はようやく終わったが、ジクロルボスの検索が新たに加わった。担当する生活衛生部門は通常業務に手が回らず、ほかの部門から職員を集めて作業を進めている。

