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元時津風親方ら送検 金属バット殴打は4、5回 「1回で止めた」

2008.2.9 13:11
このニュースのトピックス「時津風」事件
顔を隠し、愛知県警本部から送検される元時津風親方の山本順一容疑者(中央)=9日午後0時49分、名古屋市中区顔を隠し、愛知県警本部から送検される元時津風親方の山本順一容疑者(中央)=9日午後0時49分、名古屋市中区

 時津風部屋の力士傷害致死事件で、逮捕された兄弟子の伊塚雄一郎容疑者(25)が時太山(ときたいざん)=当時(17)、本名斉藤俊(たかし)さん=の死亡当日、金属バットで4、5回、斉藤さんを殴打していたことが9日、愛知県警捜査本部の調べで分かった。元親方の山本順一容疑者(57)は逮捕前、関係者に「バットの暴行は1回だけですぐ止めた」との趣旨の発言をしていた。

 捜査本部は同日、傷害致死容疑で山本容疑者ら4人を送検した。

 捜査本部によると、山本容疑者は昨年6月26日午前11時ごろ、朝げいこが終わり引き上げようとする斉藤さんと兄弟子の木村正和容疑者(24)を引き留め、ぶつかりげいこをするよう指示。風呂場に移動した伊塚容疑者らほかの兄弟子も集まり、ぶつかりげいこは約30分間続いた。

 この間、倒れた斉藤さんに兄弟子が何十発も張り手やけり上げる暴行を繰り返し、伊塚容疑者は宿舎裏にあった金属バットを持ち出して斉藤さんの腰のあたりを殴ったという。

 山本容疑者はこれを黙認し、伊塚容疑者が4、5回殴った後に止めたという。けいこ自体はそのまま続けられた。

 日本相撲協会の関係者は県警の事情聴取に「金属バットの暴行はあり得ない。見たことない」などと話し、捜査本部もけいこを逸脱したことを示す物証として昨年7月、金属バットを押収している。

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顔を隠し、愛知県警本部から送検される元時津風親方の山本順一容疑者(中央)=9日午後0時49分、名古屋市中区
時津風部屋の力士傷害致死事件で、後部座席で顔を隠し送検される藤居正憲容疑者(中央)=9日午後1時4分、名古屋地検
雪の中、顔を隠し名古屋地検に送検される元時津風親方の山本順一容疑者(右)=9日午後0時54分

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