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【衝撃事件の核心】暴力の末… 53歳彼氏を刺し、瞬間接着剤で傷塞いだ31歳元女優の「思い」 (1/4ページ)
自分の手で刺した男の傷に瞬間接着剤を塗っているとき、元女優はいったい何を思っていたのだろう。東京都大田区で先月26日、藤家英樹さん(53)を刺殺した容疑で逮捕された31歳の女は「暴力を繰り返されたので…」とうなだれた。キャンペーンガール、レースクイーン、Vシネマ…。華やかな過去を持つ女と藤家さんの組み合わせは街で目をひき続けたが、別れるように勧める周囲をよそに、お互いの「病」を支え合ってきたしがらみが悲劇を招いた。(伊藤真呂武)
「映画監督と女優みたい」…地元でひときわ目をひいたカップル
派手な服装の男性とモデルのような女−。
事件被害者の藤家さんと、大田区のマンションで一緒に住んでいた木村衣里容疑者(31)は、地元ではひときわ目立つ存在だったようだ。
精肉店や青果店、クリーニング店などが並ぶ、東急多摩川線鵜の木駅前の商店街。
ここでは、藤家さんと木村容疑者の2人が腕を組んで歩いたり、居酒屋で酒を飲み、木村容疑者が「パパ」と呼んで藤家さんに甘える姿がたびたび目撃されている。
「年齢差があるので、人目を引いていた。男性の方は、革のジャケットに革のズボンをはき、派手なマフラーをするなど若作りだった」と青果店の男性。
居酒屋の女性は「映画監督と女優といった雰囲気でしたね」と振り返る。
そんな周囲の目の中、血だらけの藤家さんが発見されたのは1月26日早朝のことだ。
木村容疑者の119番通報によるものだった。
「『夫』が背中から血を流しています−」
虚偽の通報…血だらけ「けがして帰ってきた」
東京消防庁の救急隊が駆けつけると、ベッドに藤家さんが横たわり、シーツには血だまりが広がっていた。
2人は結婚していたわけではないが、藤家さんのことを木村容疑者は「夫」と呼んでいたようだ。
事件性を疑った警視庁に、木村容疑者は淡々と説明した。
「午前5時ごろ、けがをして帰ってきました」
さらに追及が強まると、あいまいな供述を繰り返した。
「記憶が飛んだ」
「夫が救急車を呼ぶなと言った」
マンション自室の鍵を貸すよう捜査員が要請しても、木村容疑者はかたくなに拒んだ。
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