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力士死亡 親方は「絶対的存在」 山本容疑者、暴行「口裏合わせ」も指示 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:「時津風」事件
時津風部屋の時太山(ときたいざん)=当時(17)、本名・斉藤俊(たかし)さん=が死亡した傷害致死事件。逮捕された元時津風親方(元小結双津竜)の山本順一容疑者(57)は兄弟子たちに、斉藤さんを「柱に縛り付けろ」「アザができるまでやれ」と指示したり、死亡後、兄弟子と連日口裏合わせする隠蔽(いんぺい)工作をしていた。愛知県警は「相撲部屋では絶対的な存在」(捜査幹部)である親方の山本容疑者に兄弟子らが従う形で「かわいがり」と呼ばれる手荒なしつけが、エスカレートしたとみて調べている。
▽一転「縁起悪い」
調べなどによると、事件の発端は昨年6月25日正午ごろ、部屋での暮らしに耐えかねた斉藤さんが、愛知県犬山市の部屋宿舎から逃げ出したことだった。
斉藤さんを発見した兄弟子らは、部屋に連れ戻す途中、平手打ちや足げりを加えた。その夜のちゃんこの席では、斉藤さんは山本容疑者の斜め後ろで正座させられた。
「もう一度頑張ります」。こう繰り返す斉藤さんに、山本容疑者は「辞めてもいいぞ」と突き放した。斉藤さんが「はあ」とあいまいな返事をすると、「さっきの言葉はうそか」と、ビールの空き瓶を手に、山本容疑者は座ったまま、斉藤さんの体を瓶で殴り始めた。




