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元時津風親方を週内逮捕へ 傷害致死容疑、兄弟子3人も

2008.2.7 02:02
このニュースのトピックス「時津風」事件
元時津風親方の山本順一容疑者元時津風親方の山本順一容疑者

 大相撲の時津風部屋の序ノ口力士、時太山(ときたいざん)=当時(17)、本名・斉藤俊(たかし)さん=が昨年6月に愛知県犬山市でけいこ後に急死した問題で、県警捜査1課と犬山署は6日、制裁目的の暴行だったとして、週内に傷害致死容疑で山本順一・元時津風親方(57)=元小結双津竜=と、部屋の兄弟子3人を逮捕する方針を固めた。関与の度合いが低い兄弟子数人は書類送検する。

 名古屋大の再鑑定は斉藤さんの死因について「多発外傷性ショック」とし、2日間の暴行が死につながったと結論。県警はこの鑑定結果を受け名古屋地検と協議し、同地検も元親方らを逮捕することを了承した。

 調べによると、元親方と兄弟子らは昨年6月25日夜、同県犬山市の時津風部屋で、部屋から逃亡した斉藤さんを制裁のためビール瓶や金属バットで暴行。26日午前、けいこ場で通常5分程度で終わるぶつかりげいこを30分以上続け、斉藤さんを死亡させた疑いが持たれている。

 兄弟子3人は25日の暴行の実行行為者で、うち2人は26日のけいこでも中心的な役割を担っていたという。元親方は25日の暴行で、自らビール瓶で斉藤さんを殴った上で兄弟子らに「おまえらもやってやれ」と指示した。

 県警は上下関係が厳しい相撲界で元親方の言葉は「絶対的な意味がある」としている。26日の激しいけいこも元親方が立ち会って容認していることから、事件の解明のためには元親方の強制捜査が必要と判断した。

 再鑑定では、強い外部からの打撃を受けて血中に蓄積するカリウムに着目。25日の暴行で血中濃度が通常の2倍程度に上昇していた。このことから、県警は25日の暴行をきっかけにして、26日の過度なけいこが直接の引き金になったとみている。

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元時津風親方の山本順一容疑者

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