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毒ギョーザの袋から検出の「ベンゼン」、国内農薬には使用せず (1/2ページ)

2008.2.6 19:35
このニュースのトピックス中国製ギョーザ中毒問題
有機リン系殺虫剤「メタミドホス」(左)と「ジクロルボス」有機リン系殺虫剤「メタミドホス」(左)と「ジクロルボス」

 中国製ギョーザ中毒事件で、福島県で販売され、有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が検出された冷凍ギョーザのパッケージに付着していた有毒物質のうち、「ベンゼン」は国内の農薬には配合されていない成分であることが6日、分かった。農林水産省が発癌(がん)性を理由に農薬への配合を控えるようメーカーへ要請しており、流通する可能性はほとんどないという。ジクロルボスが国外で付着した可能性が高いことを示す“証拠”といえそうだ。

 ジクロルボスが検出された冷凍ギョーザは中国河北省の「天洋食品」が昨年6月3日に製造した「CO・OP手作り餃子40個入り」(560グラム)。昨年11月、福島県内の生協店舗職員が購入し食べようとしたところ、「オイルのようなにおいがきつくて食べられない」と異常に気付き、回収された。ジクロルボスは皮から110ppm、具から0・42ppm検出された。

 当時、輸入元のJT子会社「ジェイティフーズ」が検査したところ、パッケージからトルエン、キシレン、ベンゼンの有毒物質が検出されていた。これらは有機溶剤と呼ばれ、ジクロルボスを農薬として使うために原液を薄める際、水に溶けやすくする作用があるという。

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有機リン系殺虫剤「メタミドホス」(左)と「ジクロルボス」

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