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中国ギョーザ中毒事件 包装は30〜50人 冷凍庫は二重ロック
中国製ギョーザ中毒事件で、輸入元のジェイティフーズの親会社「日本たばこ産業」(JT)は4日、中国の天洋食品の工場内で、パッケージの包装は30〜50人で行われ、製品を保管する冷凍庫は4つの小部屋に仕切られ、各部屋ごとにカギで管理されているなどの工場内の詳細を明らかにした。中毒被害が出た「中華deごちそうひとくち餃子」と「CO・OP手作り餃子」は冷凍庫に4日間、一緒に保管されたが、どの小部屋にあったのかは分かっていないという。
1階で煮沸などの前処理をした野菜をエレベーターで2階に運搬。2階で野菜のカット、ひき肉と混ぜ合わせる餡(あん)づくり、皮づくりから、ギョーザの成形、蒸しまでを行う。90〜200人が4人1組で成形などを行う。
その後、再びエレベーターでギョーザを1階に降ろし、30〜50人で袋詰めにして熱で密封する包装作業を行う。こうしてできた製品12袋を1箱につめて冷凍庫に搬入、2箱をひとくくりにして保管される。冷凍庫のカギは二重で、各工程には、定期的に検査担当者が巡回しているという。
工場を出た製品は船で日本に輸出。被害が出た昨年10月1日製造の「中華deごちそうひとくち餃子」は、計11424袋が輸入され、大阪の倉庫で一時保管された後、昨年12月6日から今年1月10日にかけ、出荷された。
大阪府枚方市のスーパーから回収後、メタミドホスが検出されたギョーザを保管していた「キユーソー流通システム」(東京)は4日、「当社の作業工程で薬物が混入した可能性はないと確信している」とコメント。
枚方市のスーパーに出荷されるまで倉庫に保管した「旭食品近畿冷凍流通センター」(京都府)の担当者は「箱詰で運ばれた商品はそのまま発送するので、混入は100パーセントあり得ない。梱包(こんぽう)をはがした跡もない」と話した。