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【衝撃事件の核心】未練、憎悪、喪失感…元不倫相手の新妻を殺した女の「どす黒い心の底」 (5/5ページ)
このニュースのトピックス:衝撃事件の核心
「憎しみ」と「よく思われたかった」…矛盾する心の動きの中で
事件発覚後も、村山被告はAさんに連絡を取り続けた。
妻を殺害され思い詰めた様子のAさんに、香典とともに「これだけは絶対守ってほしい。お願い(あなたに)生きていてほしい」と手紙を送っていた。
手紙を送った理由について村山被告は「事件への関与を疑われないようにするため」と語ったが、「Aさんによく思われたかったのかもしれない」とも述べ、証言は揺れた。
「近江さんへの憎しみはなかった」
そう繰り返しながらも、「Aさんが近江さんと結婚して悔しいと思った」と村山被告は供述する。
懲役20年の求刑に対し同16年の判決を言い渡した1月31日の仙台地裁判決は「近江さんの夫である男性への未練をつのらせ、夫ではなく何の落ち度もない女性を殺害した」と認定。そのうえで卯木誠裁判長は「憎しみがだれに対するものであったとしても、被害者の落ち度はまったくない。犯行の様子からすると憎しみの程度はきわめて大きい」と断罪した。
Aさんは法廷に、新妻であったはずの近江さんの遺影を持って訪れ、被告の審理を傍聴した。意見陳述で、こう語った。
「被告と交際していたことと、由希子の命が奪われるのは関係ありません。殺すなら自分を殺してほしかった」
「自らの家族のことを考えて自殺未遂をした」として酌量減刑された村山被告。卯木裁判長の判決を受け、傍聴席に一礼して退廷するその背中に傍聴人から激しい言葉が浴びせられた。
「死ね! 一生恨む。親族まで恨んでやる」
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