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【衝撃事件の核心】未練、憎悪、喪失感…元不倫相手の新妻を殺した女の「どす黒い心の底」 (4/5ページ)
「(“ハグ”の意味を)はっきりさせたら、自分が捨てられるのがわかっていた」
5月末。「いつまでハグしてもらえるか考える」という村山被告のメールに「マア(村山被告の呼び名)がおばあちゃんになるまで。それか、マアがいやになるまで」とAさんは返信した。最後の“ハグ”の約2週間前だった。
その数日後、近江さんは「ゴールデンウイーク中にラブホテルからAさんが村山被告と出てくるのをみた。別れて、いい人を見つけた方がいい」という匿名メールを受け取った。事件の捜査の過程で、村山被告の母親の携帯電話からだったと判明した。
もはや倒錯…「彼が憎かった。全てを彼のせいにしたかった」
6月8日、Aさんは村山被告を呼び出し、正式に近江さんと入籍したと告げた。
「幸せになってね。ハグはこれで最後にしよう」
村山被告は口ではそう言いながらも、「とうとうこのときが来た。いよいよ(Aさんを)あきらめなくちゃいけないと感じた」と思っている。
6月13日、Aさんから村山被告の携帯電話に、仕事の連絡が入った。
「もうへらへら話をする間柄じゃない。店の電話にかけて」
何度別れても、接触の糸口を探し続けてきた村山被告は、その糸口を自ら捨てた。
翌14日、被告は近江さんを待ち伏せし、殺害した。
Aさんとの連絡を再開したのは15日。近江さんの行方を心配したAさんが相談のため連絡したときだった。
「考えすぎだよ。明日になれば帰ってくるよ」と村山被告は応じたが、このときすでに近江さんは遺体で車内に放置されていた。
村山被告の手には、近江さんの首を強く絞めたために生じた痛みが、まだ残っていたという。
「(近江さんをつけ回すなど)私が変な行動をとるようになったすべてを、彼のせいにしてしまいたかった。どうやったら彼を苦しめることができるだろう。一番大事なものを奪えばいいんだ」
検察側は、村山被告の犯行の動機を近江さんへの憎しみだったとするが、村山被告はAさんへの憎しみだったと説明した。
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