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【衝撃事件の核心】未練、憎悪、喪失感…元不倫相手の新妻を殺した女の「どす黒い心の底」 (3/5ページ)

2008.2.2 13:48
このニュースのトピックス衝撃事件の核心
宮城県警仙台南署から仙台地検に送検される村山真紀被告、白いフードを被って顔を伏せていた=平成19年8月25日午後0時32分、宮城県警仙台南署宮城県警仙台南署から仙台地検に送検される村山真紀被告、白いフードを被って顔を伏せていた=平成19年8月25日午後0時32分、宮城県警仙台南署

「祝福」の裏で「ストーカー行為」に走る被告

 19年2月上旬。村山被告からAさんにメールが送られた。

 「ひとつ質問。いつ入籍?」

 これに対しAさんはこう返信した。

 「2月中にしたいと考えています」

 このメールに対し、村山被告からの返信はなかった。

 まもなく、今度は村山被告の行動は近江さんに向かう。

 「昔の女を抱かせることはしないで」

 そう近江さんに直接告げたというのだ。

 なぜ、被告はそんなことを近江さんに告げたのか。「Aさんを監視してほしかったから」と村山被告は釈明した。

 Aさんは村山被告と連絡を絶った。

 それでも村山被告は、4月に結婚祝いと称して日本酒を贈るなど接触を試み続けている。

 祝福を受けたと思ったAさんは「不倫だったのが辛かった。結婚にこだわってしまった。『靴下をまるめない』『ふとんをさかさにしない』と、あなた(村山被告)にいわれた細かいことを守れなかった。3年間ありがとう」と、過去を清算する趣旨の内容のノートを村山被告に渡した。

 だが、村山被告は「祝福する気はなかった」と法廷で言い放った。

 祝福と受け取れる行動の一方で、村山被告は近江さんをつけ回すなどのストーカー行為を始めていた。

   

ささいなつながりでも…はっきりさせられなかった“ハグ”の意味

 村山被告とAさんの肉体関係は入籍を前に終わった。

 村山被告はそれでも、抱きしめるよう“ハグ”をAさんに求めた。

 職場や車の中で、2人は“ハグ”を続けた。

 「性的な意味はなかった」(Aさん)

 「愛情表現だと思った」(村山被告)

 “ハグ”をめぐる2人の解釈は180度異なっている。被告は法廷でこう振り返った。

 「ささいなつながりでもよかった。幸せだった」

 あいまいな解釈の“ハグ”で続く2人の関係。だが村山被告はAさんから抱きしめられながら、心でこう考えていたのだ。

このニュースの写真

近江由希子さんが殺害されて放置された軽乗用車=平成19年6月16日午前0時46分、仙台市若林区の駐車場
事件発覚の翌日、遺体発見現場で鑑識活動を行う捜査員=平成19年6月16日午前9時38分、仙台市若林区の駐車場
近江由希子さんが殺害された軽乗用車を運ぶ捜査員=平成19年6月16日午前1時59分、仙台市若林区の駐車場
事件発覚から2日後、宮城県警の規制線がとかれ、花やぬいぐるみなどが供えられた遺体発見現場の駐車場=平成19年6月17日午後5時5分、仙台市若林区の駐車場
近江由希子さんの遺体発見現場を警戒するパトカー=平成19年6月16日午前2時25分、仙台市若林区の駐車場
近江由希子さんが殺害された軽乗用車やその周りを調べる捜査員=平成19年6月16日午前1時25分、仙台市若林区の駐車場
宮城県警仙台南署から仙台地検に送検される村山真紀被告、白いフードを被って顔を伏せていた=平成19年8月25日午後0時32分、宮城県警仙台南署
村山真紀被告を死体遺棄容疑で逮捕した翌日、事件の情報提供を呼びかける立て板に犯人逮捕の張り紙がされた=平成19年8月25日午前8時41分、宮城県警仙台南署
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