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ウイルス偽装のため拡張子隠す 中辻容疑者 (1/2ページ)
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アニメ画像を無断使用してコンピューターウイルスを作成したとして著作権法違反容疑で逮捕された大阪電気通信大学の大学院生、中辻正人容疑者(24)が、ウイルスを人気アニメの動画に見せかけるため、ファイルの種別を表し、ファイル名の末尾に付く「拡張子」を細工していたことが26日、わかった。偽装工作は二重、三重に施されており、府警は中辻容疑者が狡猾(こうかつ)な手口でウイルスの拡散を図っていたとみている。
調べによると、中辻容疑者は自分が作成した「クラナドウイルス」を、ファイル共有ソフト「ウィニー」のネットワーク上で「機動戦士ガンダム00第09話『大国の威信』」と表示してアニメ動画のファイルに偽装。タイトル名の後には動画を示す拡張子をまねて「.avi」と入力するとともに、本当の拡張子「.scr」との間に約160文字分の空白を挿入していた。
この結果、ファイル名の末尾がパソコン画面からはみ出すような形になり、スクロール(表示内容を上下左右に移動)しなければ拡張子が確認できないように細工。偽の拡張子で動画と間違うように仕向けていた。
この工作に加えて、本来数百キロバイトの容量に過ぎないクラナドウイルスのファイルに余計な内容を付け加え、動画ファイルのサイズに相当する数メガバイトまで膨らませていた。