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鈴香被告に死刑求刑へ きょう論告求刑公判
このニュースのトピックス:畠山鈴香被告
秋田連続児童殺害事件で、殺人と死体遺棄の罪に問われた無職、畠山鈴香被告(34)の第13回公判が25日午前10時半から、秋田地裁(藤井俊郎裁判長)で開かれる。この日の公判で、検察側が論告求刑、弁護側が最終弁論を行い、結審する。検察側は、短期間に幼い子供2人を殺害した結果の重大性に加え、遺族の強い処罰感情などを重視し、死刑を求める見通しだ。
起訴状によると、鈴香被告は平成18年4月9日、自宅近くの橋の欄干から長女、彩香ちゃん=当時(9)=を突き落として殺害。5月17日には自宅玄関で、2軒隣に住む米山豪憲君=同(7)=の首を腰ひもで絞めて窒息死させ、遺体を遺棄した。
これまでの公判では、彩香ちゃんに対する殺意の有無や、豪憲君殺害時の責任能力、捜査段階での自白の任意性などを争点に、検察側と弁護側が攻防を展開してきた。
検察側は、鈴香被告が日ごろから彩香ちゃんの存在を疎ましく感じて殺害を決意し、橋から突き落としたと主張。豪憲君については、彩香ちゃん殺害を隠蔽(いんぺい)するため社会に情報提供を求めたが、無視されたため「事件を起こせば社会に思い知らせることができる」と考えて殺害した、としている。
弁護側は、彩香ちゃん事件は鈴香被告の過失による転落死で、殺意はなかったと主張。豪憲君殺害については、起訴事実を認めたうえで、犯行前後は心神耗弱状態だったと訴えている。
判決公判は3月19日に予定されている。



